今日の社会においては、環境、エネルギー、資源の問題が多岐にわたっており、その原因も極めて複雑です。よって、多角的なものの見方、知識、正確な判断力と創造豊かな発想力を持って臨んでいかなければなりません。
本専攻は、今年度、エネルギー工学分野、環境応用化学分野、環境マネジメント分野、水環境・生態系保全分野、環境光エネルギー分野と5分野構成となりました。
我々は、これらの様々な学問分野の知識や技術に対して、柔軟な幅広い考え方を持ち、専門的知識を養うことができる教育を工夫しています。
大学院の教育では、社会に役立つ環境問題に関する実践的教育を行い、柔軟な発想と専門的知識及び能力を身につける教育を目指します。将来の具体的な目標が大学院での学びを通してはっきりしてくると思います。研究室においては、自分が興味を持った研究テーマを担当教員と相談しながら決定し、研究テーマについて実験を計画したり、文献を読み、結果をグラフにまとめ、考察したりする過程において、環境工学と情報工学を有機的に結びつけ、最先端の実験方法を修得していきます。研究の成果は、学会発表や論文発表を行います。こうして更なる研究を深めたり、あるいは多くの研究者と交流ができたり、一人の研究者として得られる醍醐味を十分味わえると思います。大学院修了後は様々な分野で活躍する場が広がっております。是非、大学院へ入学して将来の夢を実現させて下さい。
分野長:齋藤 輝文
[研究チーム]
電気二重層キャパシタを組み合わせた蓄電システムの研究
分野長:丸尾 容子
[研究チーム]
化学物質の環境を介した人への暴露評価及びリスク評価研究
環境モニタリングを目的としたバイオセンサーに関する研究
人工光合成及び藻類を用いた二酸化炭素リサイクルシステムに関する研究
環境材料の研究
分野長:近藤 祐一郎
[研究チーム]
環境政策に関する制度分析
地域・環境学習支援
分野長:山田 一裕
[研究チーム]
植生浄化法、人工湿地法による汚水の浄化に関する研究
生態学及び生態系保全の数理的研究
東北地方の植生に関する研究
各種リモートセンシングデータを用いた地域環境評価に関する研究